以前、雑誌に連載していた文章です。店のPRではなく、情報公開の一環です USBオーディオ&MIDIプロセッシングユニット、ローランドUA-100を使ってみた。なんか、最初から最後までを一息で言えない製品だったりする。
これ、イジワルではないのだろうが、いまのところ、Macintoshには対応していないので,今回はWindowsノートで使った。いずれ、なんらかの方法でMacintoshでも使えるようになるだろう。専用のドライバーがあれば,今すぐにでもiMacで使えるはずだから。個人的にはPowerBookで使いたいが。
UA-100はどんな機械かというと、要するにMIDIインタフェースであり、オーディオカードの役割をするものであり、DTMのミキサーとして使えるものであり、エフェクターとして使えるものである。が、MIDIインタフェースとしてだけのために買う人もあまりいないだろう。一番の使い道は、音声をパソコンに高品質でデジタル入力する、あるいは、高品質のサウンド再生をするというものだ。MIDI音源としてのハードウェアは含まれていない。
UA-100の実売価格は4万円を切っている。
・接続が簡単
UA-100を箱から取り出して驚いたのが軽さ。カタログでは1.3キロとあるが、手に持ってみると、何も入ってないんじゃないかと思うくらい軽い。これなら、ノートパソコンとともに持ち運んで使うことも可能だ。
USBの接続はとても簡単。ケーブルをつなぐと、UA-100が認識され、使えるようになり、ケーブルを抜くと、UA-100とのソフト的な接続も切り離される。
しっかりした入力端子が備わっているのもよい。マイク端子をミニプラグに変換して接続する必要もないし、ステレオピンコードをミニプラグに変換する必要もない。音質面のメリットはもちろんだが、変換プラグを無くしてしまうようなルーズな人(ぼくみたいな人)は大歓迎だろう。
マイク入力は2系統、うち1系統はギターが接続でき、標準タイプのプラグが使える。ライン入力はRCAピンステレオ、ライン出力もRCAピンステレオである。ヘッドフォンはミニプラグだ。デジタル出力は光出力の角型コネクタになっている。MIDIは2イン、2アウトだ。なんだか、とにかく、いいのだ。
・満足できる音質
USBは比較的低速なインタフェース規格(12Mbpsまたは1.5Mbps)ということで、音質、とりわけ切れ目のない滑らかな再生には不安があったのだが、心配無用だった。ハードディスク上にコピーしておいたWAVファイルを満足できる音質で再生した。
ライン入力やマイク入力の質も満足できる。パソコンで音を取り込むというと一番心配なのがノイズだが、これは大変少ない。
録音再生同時可能で、ステレオ再生2チャンネルと、録音ステレオ1チャンネルをミキシングして出力でき、デジタルアウトも可能な上、エフェクタも使用できるから、パソコンを使った音楽作成には、UA-100と、あと適当なMIDI音源があれば十分だ。高価なサウンドカードがなくても高品質なサウンドを作成することができる。とくに、ノートパソコンで高品質サウンドの録音・再生をするにはベストな選択だ。
・使えるという期待を込めて
まだ使い込んでいないが、UA-100にはボーカルやギターのエフェクトが満載で、こっちのほうもおもしろそうで、ますます睡眠時間が減りそうでコワい。
試してはいないのだが、なにやら、声の高さを変えるエフェクトがあるようなので、ひとりでコーラスパートを作成することもできてしまうようだ。これで、ひとりぼっちでもコーラスできるぞ。
最後にどさくさまぎれに書くけれど、あー、これだけの内容と品質だったら、早くMacintoshで使えるといいのにね。あと、できれば、もっと小さくなって欲しいな。
まとめると、パソコンは使えるけれど、VS-880とか、専用のハードディスクレコーダは手に余るという人(ぼくみたいな人)にはまっさきに注目される機械だと思う。なんたって、お手軽に高音質だもの。
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