以前、雑誌に連載していた文章です。店のPRではなく、情報公開の一環です 「あっこ何をやろうかな」明子,CDを選び始めます.
「今日はパズルだぞ.パズル.おもしろいぞー」これは,ぼくです.
「パズルのほうがいい」あっけなく納得するヤツ.
と,いうわけで今回はキッズパズルをやることになりました.
●キッズパズル
キッズパズルというのは,マッキントッシュ用ジグソーパズルです.
「リスの絵がいいなー」パズルの絵を選びます.明子はリスが好きなのです.
「パーズル,パズル,リスのからまー」歌を歌い始める.ところで,からまー ってなに?
パズルをやりはじめたものの,なかなかうまくいかない.そこへ,健次郎登場 .
「なんかしてると思ったら,パソコンかあ.しかも,おれの机で」パフォーマ が健次郎の机に引っ越したのは報告しましたよね.
「どれどれ,わあ,時間が4分だ」パズルを始めてからの時間が表示されるの です.健次郎,明子からマウスをうばってパズルを完成させてしまいます.
明子「あ,ねずみだー」おいおい,そりゃないぞ.リスの絵を見て,これをや りたいって言ったのは君だろ.
●子ブタ全員そろう
健次郎「違うのやってみよう」違う絵を選び始めます.
そこへ信太郎の登場「おっ,ピースの数を変えられるぞ.2ピースでもできる のか」
「わっはっは,2ピースのパズル?」この発言は,ぼくです.
信太郎「あとで,2ピースでやってみよう」
ぼく「世界地図がいいんじゃないの?」世界地図の絵柄のパズルができます.
信太郎「日本がいいな」と,いいつつ世界地図にする.
「大陸が近づいていくみたいだ.」プレート理論である.
「あれ,インドってどのへんだっけ?」これなら知らず知らずに地理の勉強に なります.なお,ピースの形も変更でき,世界地図の場合はピースの形状を四角 にすれば,ピース形状から場所を推理することができませんから,ますます地理 の知識が必要になり,楽しめると思います.この世界地図によるパズル,思わず ,ぼくもいっしょに熱中してしまいました.
「そーだ,2億年前の地球みたいにしよう.今の地球なんてさ」おいおい.
●自分だけのパズルを作ろう
キッズパズルのセットには,自分だけのパズルを作ったり,そのパズルを組 み込んだギフトを作るためのプログラムが付属しています.パズルにした段階で は,それをやるにはキッズパズルのプログラムに読み込むことが必要ですが,ギ フト形式にしてしまえば,キッズパズルを持っていない人にあげても,その人が MACを持っていれば楽しんでもらえます.ギフトは単独で実行可能なのです.
さて,今までは受け身でやるだけで楽しんでいたパズルですが,自分で描い た絵を使ってパズルにすることもできるとなると,これは,子ブタたちにとって ,とてもうれしいことでしょう.
●さあ,作るぞ
まず,ぼくから見本を見せることにしました.題は”目玉焼き”.キッズペ イントで絵を描き,パズル&ギフトメーカーを起動してパズル書類にし,さらに ,ギフト形式に変換します.このパズル,子ブタたちにはウケましたが,けっこうなさけないものがあります.
さあて,いよいよ,今度は,子ブタたちの番です.キッズペイントでも今ま ではシール貼りばかりで遊んでいた子ブタたちですが,今回は違います.なにし ろ,今までとは違って,明確な目的があるのです.
そんなわけで,ペイントツールを使いこなしているとはいえないヨタヨタし た操作ですが,それなりにツールを使いわけて楽しんで描いていました.また, 3人が交互に描くことによって,前の順番の子ブタがやっていたテクニックを次 の子ブタもとり入れたりして,こちらが言わなくても自然にみんなが進歩してい く様子がグーでした.
このキッズペイント,動きも軽いし,操作もわかりやすいし,ちょっと一発 ,お絵かきしてみようかなという用途には大人でも楽しめるデキにしあがってい ると思います.これは,あなどれませんよ.
●しかし,難問が残った
こういうぐあいに,パフォーマのおかげでクリエイティブな楽しみを満喫す るという体験を味わった子ブタたちですが,問題ももちろんありました.
”ほぞん”ができないのです.いや,プログラムが悪いのではありません. 使う方の問題です.ま,”ほぞん”の概念自体,大人のパソコン初心者でもとま どうくらいに高度な概念でもあるのですが,今回はもう少しちがった問題です.
実は,自慢はできませんが,アルファベットも知らない子ブタがいる状態で すし,そういう子ブタはもちろんローマ字も知りません.つまり,”ほぞん”す る名前をどうやって”ことえり”で入れるかが問題になったのです.ましてや, 子ブタたち,いばれるものではありませんが,マウスには慣れることができたも のの,キーボードを打って文字を入れたという経験は無かったのです.
●なまえ入力への苦肉の策
キーボードを打たせたことがなかったというのは,ぼくの大きな誤算でした が,現実に書類の名前を入力できないというのは困った問題です.なにせ,キー を押しても全然違う文字が表示されるのですから,びっくりものだったのです.
しかし,ほぞんする名前を自分で入力できないで,ぼくが入れていたのでは 片手落ちです.それならばと,”123とか好きな番号を入れておけばいいんだ よ”などと手抜きのアドバイスをしていたのですが,さすがに書類の数が多くな ってくると,これでは通用しません.
だいいち,”いけ”の絵に”1*”などというけなげな名前をつけている健 次郎を見ていると,自分がウソをついて子ブタをだまくらかしている悪い親であ るような自己嫌悪におちいってしまったのです.
しかたなく,ことえりをカナ入力にするハメになりました.時間はかかりま すが,これならなんとかなります.ただし,今度は,ぼく(ローマ字変換専門) が使うときになるとあれれれっとなってしまいます.
お子さんといっしょにパフォーマしているみなさんは,この問題をどう乗り こえましたか?
●3匹の子ブタの紹介
(それほど,太っていないが)
信太郎:10歳.長男.小学5年生.
熱中派.なにかに夢中になると,のめりこむ.最近は天気予報(の情報収集 )に夢中になっている.
ファミコン好き.一本のソフトを徹底やりこむタイプ.そのためか,いまだ に,初代ドラゴンクエストをやっている.
健次郎:7歳.次男.小学1年生.
兄とともに得体の知れないものを作るのが好き.
廃品からオモチャを作り上げるのが特技の,地球にやさしい男.
夜が苦手ですぐ眠くなる.
明子:4歳.長女.あやめ組.
性格は明るい.おゲラで,別名ゲラ子.やたらごはんをこぼすので別名こぼ しん坊でもある.アンパンマンが好き.
兄たちが男同士の連合を組み,つねに苦しい存在で,たとえば「1000か ける1000は?ほら,わかんねえだろ!」なんぞというあやめ組にとっては不 条理な難問をおしつけられたりしている.今後も笑顔でがんばってほしい.
パソコンのことをパショコンと発音.パフォーマのことは,”あのワープロ みたいなヤツ”と呼ぶ.
|