専用線を超える、無料快適メール環境を実現する

以前、雑誌に連載していた文章です。店のPRではなく、情報公開の一環です
注:ポスペ=ポストペット
・もうISDNには戻れない。超快適メール環境
 メールを1日に何通も送りたいが電話代が不安だ。メールが来ていないか、3分おきにチェックしてしまうがメールは来ていない。プロバイダのメールサーバーの反応が遅くてイライラする。ポスペの相手がいつまでたっても返事をくれない。接続料金を気にせず朝から晩まで好きなだけポスペしたい。
 そういうあなたにうってつけの方法がある。なんのことはない。自分のMacintosh内でメールサーバーを稼動させ、そこに自分でメールを送るのだ。
 メールサーバーソフトはユードラを作った会社からEIMSというのがフリーソフトウェアで出ているから、それを使う(後述)。サーバー専用のMacintoshを工面するのがベストだが、1台だけでも運用OKだ。
 この方法のメリットは、
1:「タダで何通でも、メールを送受信できる」、
2:「メールの送受信が瞬時に終わる」、
3:「ポスペに使うと、1日中ポスペしていてもOKなので楽しい」
ということだ。
 家族や友人で入れかわり立ちかわりメールを送れば、メールライフが格段に充実ることうけあいすだ。
 一方のデメリットは、「一人でやっていると、なんとなくさみしい」ということくらいだ。なんの、これしき。さみしさのひとつやふたつ、どうってことはない。
・デキるやつ。メールサーバーEIMS
 ここで使うのはEIMSだ。Apple社からApple Internet Mail Server(AIMS)として出ていたものを、QUALCOMMが買い取って、EIMS(Eudora Internet Mail Server)として出しているものだ。SPAMメール対策などいろいろと強化された有料版もあるが、フリーソフトウェア版(EIMS1.X)も提供されている。
http://www.eudora.com/freeware
からダウンロード可能だ。
 EIMSは動作が安定しており、設定がとても楽なのがよい。LC以降のMacintosh本体、system7.0以降、MacTCP2.0.6以降もしくはOpen Transport1.1.2以降の条件で稼動する。ローカルなLAN環境での運営ならば、インターネットへの常時接続やDNSサーバーはなくてもOKだ。
 EIMSで最初にやることは、メールアカウントの作成だ。これは、SeverメニューのAccount Informationから行う。適当なUser nameとPasswordを設定してsaveをクリックすれば完了だ。この作業を繰り返して、家族ぶん、友人ぶんのアカウントを作成する。
・メールソフトまたはポスペの設定
 メールアカウントの設定が完了したら、メールソフトまたはポスペの設定を行う。これはもう、メールアカウントに応じた設定をすればよい。MUSASHIなど、マルチアカウント対応のソフトなら1本で済むのでベターだ。具体的な設定は、プロバイダ経由のメールサーバーの設定と同様だ。
 ただし、smtpやpopの設定として、192.168.0.1など、MacTCPやOpen TransportのTCP/IPに設定したローカルなIPアドレスを設定することになる。メールサーバーとポスペを1台で試す場合は、AppleTalkをONにし、TCP/IPの経由先をAppleTalk(MacIP)にし、IPアドレスを適当に割り振ればよい。
・応用。一人時間差メール。
 EIMSは、オートレスポンダー機能を持っている。特定のアカウント宛てにメールを送ると、あらかじめ指定しておいたテキストファイルの内容をメールにして返送してくれるというものだ。
 たとえ実体は一人芝居でも、返信メールが舞い込んで来るのと、返信メールをいちいち自分で書くのとでは、それこそ雲泥の差だ。
 オートレスポンス用のアカウントを100個も作って、それぞれにテキストファイルを指定しておけばなかなか楽しめるメールサーバーになる。
・君よ、怒涛のメールを送れ。または、家庭内別居している妻(夫)にメールを送れ。と、いうこと。
 インターネットと隔絶した環境で、一人または内輪の数人でメールを送受信するだけなら、怒涛のメールを送るコトだって可能だ。世界中に迷惑をふりまかずにメールに慣れることができるのは大きな利点だ。
 これで、君のポスペだって、急成長するだろう。