雷からパソコンを守れ大作戦

以前、雑誌に連載していた文章です。店のPRではなく、情報公開の一環です
 「なんでも実験編第3部」である.
・<<やったこと>> 雷の季節を前に,家中のコンセントに雷ガードを設置した.
・<<必要なもの>> 雷ガード(くつべら風)
・<<雷によるパソコンの被害の実状>> いまや,24時間開いているのはコンビニばかりではない.家庭内においても,パソコン・テレビ・オーディオ・ワープロ・電話・エアコン・ファクシミリ・コピーなど、AC電源線や電話回線に24時間つなぎっぱなし,スイッチ入れっぱなし,があたりまえの電気製品が増えている。
 たとえば,パソコンを使っている最中に雷が鳴り出したとしよう。こんなとき,たとえエラーサウンドとして使用するとしても,雷鳴を内蔵マイクで録音しようなどと考えないほうがよい.室内にいて雷の直撃を心配する人は少ないとは思うが、雷による停電(または瞬断)を心配する人は多いだろう。雷の音を聞くやいなや,あわててデータをセーブした経験のある人は多いはずだ。
 雷でこわいのは、停電だけではない。昨年の夏、私のまわりの不幸なMacユーザーの間では、Macや周辺機器が雷の被害にあうという事故に遭遇している。総件数は複数だ。
 雷の直撃を受けるとMacの被害どころで済むはずもなく、家が壊滅するという大惨事になってしまうが、直撃まで行かないとしても、近所に雷が落ちただけでも、電線や電話線を伝わってきた雷の誘導電流が電気器具に到達し、電気器具の基板を一瞬にして破壊してしまうことがある。
 雷による被害でやっかいなのは、たとえMacを修理しても完治しない場合があり、なんとなく不調という状態になってしまう場合があるということだ。また、Macとケーブルでつながっている複数機器がいっぺんに昇天してしまう(ことがある)のもくやしすぎる。
・<<雷からパソコンを守るために>> 停電から作成中のデータを守るためには無停電原が有効だ.やっかいなのは,雷の誘導電流からの防御である.
 パソコンを雷の誘導電流から守る方法としては、雷が鳴り始めたら、AC電源のコンセントを抜き、電話線からモデムやTAのケーブルを抜くというのが確実だ。しかし、この方法では、外出しているときに雷が鳴り出したらアウトだ。外出前にいちいちAC電源のコンセントやモデムケーブルを抜くのも非現実的だ。何かよい方法はないものだろうか。
・<<必殺雷ガード>> 雷の誘導電流の進入から電気器具の基板を守るための現実的対策が雷ガードだ。雷ガードは大電流が流れたら、電流を瞬時に遮断したり、電流のバイパスを作ったりして、電気器具を雷の影響から守る。100%完全なガードにはならないかもしれないが、一種の保険にはなる。
 株式会社ノアの「雷ガード」はAC電源からの雷の被害をガードするタイプで、縦26mm、横58mm、厚さ1.5mmと、クツべらかと思うほど小さくて薄いコンパクトなもので、ホームセンターやパソコンショップ、家電店等で販売されている。私はノアのホームページ
http://www2.shizuokanet.or.jp/usr/noatek/
を通して、1枚800円で入手し、家中のコンセントに使っている。使い方は簡単で、コンセントとプラグの間にはさむように挿すだけ。これを使ってガードしておけば、雷が鳴っても電源プラグをコンセントから抜く必要がない。場所もとらないので大げさにならず、スマートに使う事ができる。ただし、一度雷保護が働いた雷ガードは新品と交換する。ノアのホームページには、この他にも、各種バリエーションの雷ガードが紹介されている。
 白山製作所のサンダーカットP-1-WMは通信回線からの被害をガードするタイプで、電話回線、ISDN回線、OCNエコノミー回線などを伝わってくる雷の電流の影響からファクシミリやモデム、TA、ルータなどを守るための製品だ。3200円程度で入手できる。電話回線等から進入した電流はACコンセントにバイパスされる仕組みになっている。靴べらとはいかないが、たばこサイズの大きさで場所を取らず、接続も簡単だ。TAなどの通信機器と回線の間につなげばよい。
 AC電源、通信回線をともに保護してくれる製品もある。日辰(Nisshin)雷ガードNP-16Z・PCはAC電源2つとISDN回線のガード用で5800円だ。TAやルータの電源、モジュラーケーブル双方をガードしてくれるので便利だ。
・<<今後の課題>> 上記のように,家中のコンセントに雷ガードを設置したが,残念なことに(幸いなことに?)効果のほどを試すことはしていない.無責任だが,許して欲しい.