以前、雑誌に連載していた文章です。店のPRではなく、情報公開の一環です ・センター試験とは
国公立大学入学のための第一関門であるセンター試験。このセンター試験で高得点を取らないと国公立大学には入れない。最近では私立大学も多くの大学がセンター試験に参加しているから、センター試験の重要度は増すばかりだ。今年も1月16日、17日の両日にわたって、50万人以上の受験生が受験している。
何を隠そう、常に、”今の自分の人生は、そもそもの前提からして間違っているのではないか”という疑問を持っている私であるからして、"50歳までにもう一度大学に入学して人生をやりなおしたい"という希望は人並み以上に強い。そんなワケで、新聞に発表されるセンター入試の試験問題を解くことが、毎年の個人的年中行事計画に組み入れられているのである。
・センター試験にアナ問発見!
さて、センター試験に苦労されている人たち(?)の前でこんなことを書いてはナンなのだが、上手にMacを使えば、いや、Macを使わずとも、20点や40点は確実に取れてしまう方法があるのだ。
なに、マークシート方式の問題にランダムに解答せよという原始的な方法ではない。もっと確実な方法があるのである。
そこには、言っちゃいけないが、アナがある。
・ねらいは「数Ⅰ・数学A」だ
ずばり、たねあかしから行こう。ねらいは「数Ⅰ・数学A」だ。
この「数Ⅰ・数学A」、必須問題が2題で80点、残り20点分は3題の選択問題から1題を選択して解答する。この選択問題のうちコンピュータに関する問題が、毎年、他の問題に比べて著しく易しいのだ。これがアナの正体である。
え?「コンピュータに関する問題なんてとてもとても」ですって?いやあ、論より証拠、1月17日の新聞朝刊を見ていただければ一目瞭然、百聞は一見にしかず、なのだ。日本語さえ解読できれば、20点も夢ではない。万が一ミスしたとしても15点はイケるだろう。その他の問題で80点中35点取れば合計50点。これで、今年度のセンター試験の「数Ⅰ・数学A」の全国平均点に到達する。見事と言うほかない。
「数Ⅰ・数学A」でうまくいったら、次は、「数Ⅱ・数学B」にチャレンジしよう。さすがに「数Ⅰ・数学A」よりもグレードは高いが、それでも、コンピュータ問題がでっかいアナであることに変わりはない。
・平成11年度問題解説
平成11年度の「数Ⅰ・数学A」の問題は、フローチャートの問題である。与えられたフローチャートの空所部分に、適する処理内容の文章を選択肢から選ぶという問題だ。
え?「フローチャートなんか知りません」って?いやいや、フローチャートなんぞ週刊誌によくある、質問にYES or NOで答えて矢印をたどっていくと「あなたのリストラ危険度チェック」ができるなんていうヤツと同じである。それに、問題にはフローチャートで使われている記号の意味も明示されているし、選択肢の数も多くない。落ち着いて問題の日本語を解釈すれば、ボクみたいなフローチャートのシロウトでも20点満点は可能だ。
だいいち、受験生に悪いので、笑っちゃいけないが、最後の空所なぞ、15,13,16,16,20,1,99,19,-1と入力したとき、最大値として何が出力されるかという問題であり、赤子の手をひねるような問題である(怒った人、ごめんなさい)。
・熱いぞ!REALbasic
で、今回の原稿とMacとの関係だ。センター試験のコンピュータ部門ではBasicがデフォルトスタンダードな言語となっている。実は、ここのところ、Macでは、REALbasicなる開発環境がブレークしている。たくさんのアマチュアプログラマの注目を浴びているのだ。
このREALbasic、そんじょそこらの開発環境とはデキが違う。ドラッグ&ドロップ作業を中心として、ちょこちょこっとやっているうちに簡単なプログラムならできてしまう。ウィンドウシステムを前提とした開発環境だから、GUIばっちりで、比較するのも不謹慎だが、できあがったプログラムは、N88BASICによるものとは雲泥の差だ(センター試験対策だけのためならば、コンソール版であるN88BASICに軍配が上がってしまうが)。
現時点ではMac版しかないが、文法や使い方がWindowsのVISUAL Basicに似ていて学びやすい上、あちらよりもさらに使いやすく、わかりやすいものになっている。現在、アスキーによる日本語版への移植作業中なので、今春には、日本語を使うプログラムをMacで容易に組むことができるようになるだろう。また、Mac版のREALbasicでWindowsのコードを作成できるようになるはずだ。
REALbasicは30日間の試用版がインターネットからダウンロードできる
リアルソフトウェア社のページ
http://www.realsoftware.com/
同サイトから英語版を正規購入しても99.95$であり、機能を考えれば高くない。サンプルもたくさんあるので、いろいろと遊ぶのには絶好である。
・付記
なお、今回の方法で20点は取れたとしても、センター試験の満点は800点であることを忘れてはいけない。たとえ、BASICに熟達したとしても、5教科にわたる、それなりの地道な勉強は絶対不可欠である。
REALbasicの開発元、リアルソフトウェア社のページ
http://www.realsoftware.com/
REALbasic日本語版のページ
http://www.ascii.co.jp/realbasic/
REALbasic TM 日本語メーリングリスト のページ
http://rb.vio.co.jp/
1999年度センター試験の問題と解答が掲載されている河合塾のページ
http://banzai.keinet.ne.jp/
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