以前、Web上で発表した文章です。店のPRではなく、情報公開の一環です。 20年程前、NHKののど自慢の予選に出場した。
その前の年、勤務先の忘年会のカラオケ大会で優勝したのが、ことの発端だった。
ひょっとしたら、予選ぐらいなら通過できるかもと思ってしまったのだ。
実際は、大違いだった。
だいいち、ものすごく緊張した。
めちゃくちゃ緊張した。
競争率は40倍くらい。
これじゃ、ちょっとやそっとうまいくらいじゃ通過しない。
元気な歌で通過する手もあるが、ぼくみたいな無表情じゃだめだ。
けっきょく、予選の結果はさんざんだった。単なる落選どころじゃなかった。
なんと、出だしで音がひっくりかえってしまったのだ。
もう、だめだった。あとは、とにかく、声を出すだけだった。
おまけに、楽譜を舞台に忘れてしまって、予選終了後、舞台から呼び出しの声が・・・
はずかしくて出られなかった。
第2話である。
10年ほど前、九州で、40歳までエントリー可能な音楽コンクールがあった。
なんと、声楽部門にエントリーしてしまった。無謀である。
もし、コンクールに通過したら、今やっている仕事をやめようと思っていた。
結局、だめだった。
エントリーはしたものの、コンクールまで行くことはできなかった。
飛行機代、ホテル代をかけて、ドン・キホーテしてもしょうもないだろう。
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